上場企業管理職とオーナー企業経営者の大きな違い

人数も増え始めているので、しっかり理念とビジョンの共有をしよう!
と考え、全社研修などを企画しています。

色々と考えている中で、
”上場企業管理職”と”オーナー企業経営者”の大きな違い
を強く感じたので、備忘録も兼ねて簡単にまとめてみたいと思います。
 
 
 
そもそも役職も違いますし、
”全てが違う”と言ってしまえばそれまでですが、
私が一番気持ちよく感じているのは、
「どれだけ長期視点で理念とビジョンを愚直に追及できるか」
だと思います。
 
 
 
かつて、(非常に短期間ではありましたが)上場企業の部長を務めた際は、
”数字”に対するプレッシャーが非常に強くありました。
ヌルイ感覚で良くないのかもしれませんが、
「自分で0から立ち上げて、利益も相当残しているのに何故さらに圧力を受ける必要があるのか」
と非常に抵抗を感じていました。
しかし、上場企業である以上”数字”への要求は尽きないので、仕方ないのだと思います。
株主(社会)⇒経営者⇒管理職⇒メンバー
と、プレッシャーは上から下に流れ、どこが責任を取って堰き止めるか。
の違いしかないと思います。
メンバーまで責任が流れてしまうと、離職が進み崩壊が進みます。
また、非上場企業でも外部資本の内容によっては同じ状況になる気がします。
 
 
 
その点、オーナー企業は数字に対するプレッシャーが少ないのが良いです。
もちろん、赤字にでもなれば一気に辛くなりますし、
債務の個人保証で破産するリスクすらあります。
しかし、今期の成長を捨ててでも、来期以降の”超”成長をとる。
という選択を”自分の意思一つで決められる”のは非常に気持ちが良いです。
また、”数字<ビジョン理念の追及”と発想できるのも良いです。
 
 
理想的な経営は、
ビジョン理念を追及しつつも、数字を右肩上がりで成長させる。
ということだと思いますが、今の私にはそれができる能力がないので、
まずどっちを優先させるかとなった際に、ビジョン・理念を優先させています。
 
 
では成長しなくてよいのかというとそうでもないです。 
渋沢栄一翁の哲学に、
企業は社会の公器である
経済を発展させ、利益を独占するのではなく、
国全体を豊かにする為に、
富は全体で共有するものとして社会に還元する

というものがあり、非常に共感し私もデスクトップに貼っています。
 
 
広義に経済を発展させる意味でも、企業成長は必須なので、
徐々に成長もしていきたいと思います。
 
 
支離滅裂ですが、現時点の備忘録まで。

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