ビジョンの意識づけをするということ

昨晩、「経営は自己鍛錬の道である!」と題した、
セコム木村会長の講演を聞いてきました。

 
 
講演と言っても少人数で、かつその後の納涼会でも目の前にいらっしゃったので、
いくつか質問もさせていただき、大変勉強になりました。
非常に気さくに色々教えて下さるのでびっくりしましたが、、
 
 
 
自分自身(経営者自身)の自己鍛錬として、
歴史書に多く触れるべきということも身に染みたのですが、
特にお話を伺いながら感じたのは(具体的に仰っていませんでしたが)
”仕事の目的をどの視点におくかが大事”
ということです。要は、ビジョンの意識づけです。
 
 
有名な例えで、同じ職人作業でも
「石を積んでいる」
「壁を作っている」
「教会を作っている」
と、意識によって大分変るという話がありますが、
さらにその上に
「教会を作ることを通じて、人々の心に平穏をもたらす」
ということもあると思います。
「石を積む単純作業」と考えるか、
「自分の作業によってみんなの心が平穏になる!」
と考えてやるかでは雲泥の差が出ると思います。 
 
 
 
では弊社の仕事は何なのか。
最も多くの人の体に関する不安や悩みを解消し、
健康で安心な生活を支援するサービス提供企業になります。

というビジョンの元、
・ヘルスケアに特化したソーシャルゲーム
・健康管理を目的としたスマートフォンアプリ

などを提供しています。
また、今後医療従事者向けのアプリなども提供予定です。
 
 
 
ソーシャルゲームに関しては、一面的にみるとあくまでゲームですが、
「一度に数万人の人に対して健康知識を広めている。」
と考えるとスゴイことだとも思います。
西武球場で高校生クイズを毎日やっているようなものです(笑)
その知識で生活の質が向上されるのであれば、何よりもうれしいことだと思います。
 
 
また、「医療従事者向けアプリ」に関しては、
直接的に一般ユーザーの生活の質を変えるものではないな…
と、少々積極的になれずにいたのですが、
「医療従事者の時間効率を上げる事で、患者さんと接する時間を増やしもらい、質を向上してもらう。」
という意識を持つと、非常に価値が高く感じてきます。
モチベーションもわきますし、実際そういう価値を提供できるようにもなると思います。
要は、視点をどこに置くかだろうなと。
 
 
木村会長のお話で具体的に上記のような内容があったわけではないですが、
そういう「気づき」「意識づけ」をしていくのが経営者の役目だ。
ということはおっしゃっていたので、そこは心して取り組んでいきたいと思います。
 
 
早速、四書五経(まずは書経から)買って帰ります!

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