評価制度の大前提

弊社は7月期末なので、1月末が半期末です。
なので、評価や次の目標設定などがそろそろやってきます。
人数が少ないとはいえ、強く意識をしているので結構疲れるシーズンです、、

 
 
経営者であれば、当然ながら社員の給与は全員UPさせたいと思っています。
ですが、そもそもの業績や手元においておくべき資金のことを考えたり、
一旦あげてしまうと非常に下げにくいということなどを考えると、
評価制度という”基準”が非常に重要になってきます。
何も考えずに大盤振る舞いしてしまうのが一番気楽ではありますが、
確実に会社をつぶす結果になると思いますし。。
 
 
評価上特に意識しているのは、
”数値結果×責任レベル”
ですね。
 
責任レベルは、プレイヤーであれば低いですしマネージャーであれば高い。
より数値結果による反映が大きくなってきます。
上がり幅も大きいし、下がり幅も大きい。それがマネージャーレベル以上です。
プロ野球選手も、億を超えてくると一気に下がる人が増えます。
規約上基本は40%しかさがりませんが、普通に考えたら激しいです。
給与が高ければ責任も大きいしリスクも大きいということですね。
 
ちなみに、残念ながら役員報酬に基準はないので、100%ダウンすらあり得ます。
下手すると自分の口座から捻出という”マイナス”すらあります。
その位責任レベルの係数が高いということです。
 
 
プレイヤーも数値結果による反映はしますが、係数が低めになります。
(プレイヤーの中でも係数の差はありますが)
また、上下共にリミッターがついてるイメージですね。
上はインセンティブという単発でカバーされますがベースは一気には上がりにくいです。
その代り、下に落ちることも極力減らしています。
 
ただ、プレイヤーでもプロジェクトにコミットすることで上下幅を広げる。
ということはありだと思っています。
マネジメント能力上まだグレードは上がらないとしても、
数値へのストイックさが高ければその分アップすべきだと思うからです。
 
 
上記の大前提のもとに、細かい制度を設けるのが評価制度だと思いますが、
その前提を理解していないと、なんとなくかしこまった目標の作文になってしまいます。
それでは意味がないので、前提からしっかり説明をした上で、
”全員UP!!”
を目指したいと思っています。

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