例える力

DeNA社南場さん(創業者)の講演まとめを読んでいて、
”例える力”は説明をする上で非常に大切だと思いました。

 
 
レベルは全然違いますが、自分も”例える”ことは多用しています。
いつからそういうことをし始めたか考えてみると、
前職時代にコンサルをしていた時だと思います。
 
こちらの提案などを上手く伝えないといけませんが、
お互いの専門フィールドが違うと前提知識も違うのでなかなか話が伝わりません。
なので、どうしたら伝わるかなーと思って色々例えて説明していた気がします。
 
 
また自分の場合、多少はプログラミングをかじってみたり、html位かいたりはしますが、
基本的にプログラマーではなく営業・マーケティングが専門です。
そうなると、上記同様に社内のメンバーと専門フィールドが異なるので、
説明に工夫をしないといけないと思っています。
そのためにも”例え”は非常によく使います。やりすぎなくらいw
 
また、”例え”を考える作業は自分の脳内整理にも役立つので、
説明が必要ない場合でも考えていたりします。
 
 
 
具体的には、自社サービスのポジショニングについては常に例えて考えますし、説明もしています。
 
 
例えば、
”健康知識を付ける”
という目的で
島のお医者さんSP(iOS版)
を提供していますが、これは桃鉄(桃太郎電鉄)のようなポジションになりたいと思っています。
 
 
自分の場合、地名・位置・名産品の多くは桃鉄で覚えたと言っても過言ではありません。
「稚内って、あのゴールしにくいところだよね」
「釧路ってフェリーでいけるよね」
とか。(何故か両方北海道w)
それと同じ位気軽に健康知識を付けていただきたい。
と考えて、ソーシャルゲームを活用しています。
 
 
なので、
・桃鉄は地名のクイズをしている訳じゃない!(島医者は堅い!)
・桃鉄はシリーズになっても続く要素を入れてる!(島医者を続かせるには?)
などの課題も浮き彫りになりやすいです。
 
 
 
また、現在恋愛ゲームも準備中ですが、
それは”ドラマ・映画・小説で知識を付ける”と同じだと考え、
そのポジションになりたいと思っています。
 
 
・病院の内情は”救命病棟24時”でちょっとかじった!
・警察庁と警視庁の関係性は”踊る~”で知った!(共に、本当かどうかは別としてw)
・ペニシリンについて”JIN”で知った!
とか、意外と多くの雑学が付いていると思います。
そんな感覚で健康知識を付けていただきたいので、
ストーリーを読み進める形式の恋愛ゲームは良いと思ったわけです。
なので、ソシャゲだけどドラマのように知識がつくものにしよう。 
というコンセプトでやっています。 
近視眼的なお金稼ぎが目的ではなく、新しい知識UP方法への挑戦です。
  
 
※ もちろん、前提条件や前提知識として、
”ソーシャルゲームが伸びている”とか、
”社内のアセットを有効活用するには”とか、そういうのはあります。
でも、本質は「健康知識を付けてもらう」なので、そのための手段を探している感じです。
本質×諸条件 を施策検討の手段として使ってます。
 
 
 
”例え”って、多少こじつけっぽくなることは多々ある気がします。
でも、それがあることによって共有しやすくなりますし、施策方向性のイメージもわきやすくなります。
なので、無理矢理でも例えようとしています。
”例え”というより、”他事例へのあてはめ”といった方がわかりやすいかもしれません。
 
 

その他に準備しているサービスも、そういう当てはめをして考えて出てきたものなので、
結構期待をしています。(妄想という意味)
 
 
例え力というより妄想力な気もしてきたので、この辺にしておきます。。

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