年下経営者の中で、以前から”しっかりしてるなー”と思っていた、
ウィルゲート社の小島社長が起業からの変遷について本を出していたので、
早速買って読んでみました。
ウィルゲート社とは、共通でお世話になっている社長さんがいたり、
ベンチャー経営者の慶応OB会・ベンチャー三田会でお会いしていたりと、色々お話は伺っていました。
小島さんよりは、専務の吉岡さんとの方が何度もお話させていただいたことがありますが、
非常に好感がもてる好青年で、芯が強い感じを受けていました。
アミーゴ推しも好感が持てます。
一応同じ学部で自分が2つ上なので”しっかりしてる”とか偉そうに言ってますが、
経営者としては圧倒的に先輩です、、
リブセンス社の太一社長と定期的にパワーブレックファストをしていますが、
ほぼ毎回”同世代で勢いがあるのはどこか?”という話が出ます。
自分は最近、ウィルゲート社推しをしてました。推しメンです。
そんな前段はさておき、この本は特にベンチャー経営者は絶対に読んだ方が良いです。
かつ、アマゾンのレコメンドでも出てきたのですが、
この本と併せて読むと良いと思います。
自分は両方読みました。
安田社長も私利私欲に走ったという訳ではないものの、結果はつぶしてしまっています。
そこの”差”が非常に参考になるなと感じました。
ネタバレをしてしまうので、自分が感じた重要点を簡単に書くと、
”価値観共有の大切さ”と、
”脆い土台の上でのテクニカルな拡大施策は危険”
ということです。
自分は当事者ではなかったので、感じ方のレベルは段違いだと思いますが、
ウィルゲート社におこった出来事と同じようなことは私の前職でも昔ありました。
相当似ていると感じましたし、むしろもう少し規模が大きかった気がします。
ウィルゲート社のような再生が出来たら良かったのかもしれませんが、
規模やステータスが違ったこともあり、買収されるという形でサバイブしましたが、
一歩間違えればワイキューブ社のようになっていたんだろうなーと思います。
その意味で、田中さん(当時の社長、弊社社外取締役)のサバイブセンスは本当にすごいと思います。
さらに言うと、その田中さんと同等(と自分は思う)の経験をしているウィルゲート社の経営陣は、
ただただ凄いの一言に尽きます。しかも年下。。同じ2つ下でも太一とは違う凄さを感じます。
経験レベルが違うので同じように考えるのはおこがましいですが、
自分もそういう環境にいて、色んな変化をみていたことがあるので、
”価値観の共有”
は非常に意識をしています。
また、”まずは社内の土台”という点についても意識をするようにしています。
ただ、その辺が満足に出来ているかどうかというとまだまだ。
毎日全社メールを出したり、
毎月定例の全社会議をしたり、
全社会議のたびにビジョンと照らし合わせて”なぜ今これをやっているのか”
について説明をしたり。といったことはやっていますが、理想に比べるとほど遠い感じ。
もっと良くなれるといつも強く思ってます。もっと自分がやらないといけません。
ある方が、”経営とは高い理想とのかい離を埋めていく仕事だ。”と仰っていたので、
イイことではあると思うのですが、もっと頑張りたいです。
自分としてのそんな課題意識を持っていた中でこの本を読んだので、
より一層”自分も頑張らないと!”という意識が強くなりました。
気合十二分です─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ