ジェネリックの普及率は6割を超えられるのか・・・

今月5日、厚労省がジェネリックの普及率目標を17年度末6割以上に引き上げました。
後発薬普及率、17年度末まで6割以上 厚労省が目標見直し ”(日経)

 
 
国民医療費を考えると、後発薬の普及率を上げることは非常に大事なことだとは思います。
ただ、現状の制度を考えると、果たしてどこまで普及が進むのか・・・。
 
日経に書かれているように、

日本の後発薬の普及率は欧米より低い。新しい普及率の算出方法でみると、米国は9割を超え、ドイツは8割強、英国も7割強と高水準だ。

と、諸外国に比べて低いことは確かだと思いますが、
ここの3か国がすすめている制度は結構強烈です。
 
 
最近TPP問題でも騒がれてますが、アメリカはそもそも国民皆保険ではなく、
民間保険会社によるジェネリック推進が強固なので必然的に割合が高くなります。

ドイツは、2007年に「法的医療保険競争力強化法(GKV-WSG)」を制定して、
安い医薬品が普及するように厳しく定めているようです。
(参考:沢井製薬 健康かけいぼ
 
英国も、新薬を処方する場合は特別な理由がなければならないとされているそうです。
(参考:埼京東和薬品
 
 
日本でも、”変更不可”の印が無ければ基本は後発品に変更が出来るようになりましたが、
如何せん薬局に在庫がなかなかありません。
もちろん、取り寄せをしてもらうこともできますが、
どの位医療費負担が下がるのかパッとわからないので、
わざわざ”取り寄せてほしいです”とも言いにくいです。
(というか、取り寄せをしてもらえるということも知られてない気が)
 
 
と、いうことで!
前置きが長くなりましたが簡単にどの位医療費が下がるかわかる
ジェネリックいくら?」というアプリをiPhone/iPad向けで今月から提供しています!
 
 
アイコンには、我らがおっくんが登場!

 
スクリーンショット


 
 
AppBankにもご紹介いただきました!

 
iPadメディカル無料で2位

 
iPhoneメディカル無料でも2位

まで来ました。
 
iPadメディカルで結構DLしていただいているので、
医療現場でも使っていただけているかな?と思います。
 
 
健保で使いたいので良いですか?といったお問い合わせまでいただいていて、
今後広がってくれそうな予感がします。
無料アプリなので、どんどん使っていただきたいです。
 
 
少しでも医療費削減に役立って欲しいです!

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