本当に20円安くなるのか試してみた

先月弊社が調査した「お薬手帳に関する調査」が思わぬ感じで広がりまして、
”20円”が独り歩きどころか独り走りしてしまいました。
レポート全部読んでいただければわかりますが、
別に”お薬手帳不要論”を唱えている訳ではないです。あしからず。

 
 
偶然時を同じくして、私の右手首が悲鳴を上げ始め、
腱鞘炎だなと思いセルフメディケーションで2類の某テープを貼っていたんですが、
どうしても痛みが取れない。
痛みが取れなければ病院行けよ(途中から”行こう”にCMが変わりましたが)
というメッセージを受取り、整形外科に行ってきました!
 
 
「疲労骨折とかダサいな・・・」
と思いながらレントゲンを受けたんですが、無事何もなし。
腱鞘炎との診断を頂きました。
アイシングした方がイイよというアドバイスも。 
 
レントゲンとって無事が確認されただけで満足していたんですが、
痛み止めの薬を処方していただけるとのこと。
さらにテープまで! 
 
家にOTCの鎮痛剤あるし某テープもあるので、
「医療費の無駄遣いなので要りません!」
と言いたいところでしたが、
薬局にも行ってみたかったのでいただくことにしました。
 
 
さて、どこの薬局に行こうか。
と迷った挙句、某薬局が”処方せん送信”なるアプリを出していて、
試してみたかったのでこれを使ってみることにしました。
 
 
なんと、会社から歩いて10分くらいの某コンビニで受け取れるとのこと。
(ロー○ン3件分位歩きますが、全然行きます!)
早速送信してみよう・・・・としてみたのですが、メモリが足りないと。
アプリのメモリを切りまくってもダメだったので、
結局他は全アプリメモリを切って万全の態勢でようやく送信できました。
かなり便利なアプリなんですが、だいぶ心が折れそうになりました。
(もし次作る場合は弊社に・・・w)
 
 
両方ともロキソニンなので直ぐに用意が出来たらしく、メールで連絡が来ました。
ランチがてら受け取りに行ってきました。(かなり便利です)
 
 
既に準備はできていて、
カウンターに行った瞬間お薬が出てくる位の勢いでしたので、
時間節約になって非常にありがたい。
 
 
ただ、その後が少々…
 
 
一通り説明を伺った後、、、
薬剤師さん「お薬手帳はお持ちですか?」
私「家にあるので要りませんー」
 
といつも通り言ったところ、
 
薬「じゃあ、このお薬手帳に仮貼りしておきますね(シールの右端だけ貼ろうとする)」
  私「いや、何冊もあるので要らないですよー(仮貼りってw)」
薬「これ原則なので」
  私「そんな原則あるんですか?前はシールもらえてた気がしますが、、」
薬「4月に法律が改正されたんです」
  私「法律改正されてもシールはもらえるはずですが、、」
薬「原則なんです。飲み合わせも見たいですし」
  私「でも半年以上薬飲んでないし、シールだけもらえればイイです、、」
薬「原則なんです。この手帳次回持ってきてもらえればアドバイスできるので」
  私「いや、シール貼りますよ。手帳増えすぎて意味ないですし。。(そもそも病院行かないし、、)」
 
と、自分もせっかくなら本当に7点引かれるのか見たかったので、
かなり粘って薬剤師さんを困らせてしまいました。すいません。
ようやくここで折れてもらえ、薬をもらえました。
 
  
領収書を見たところ、ちゃんと34点になっていました。

 
ただ、よくよく考えてみると、
調剤基本料(基本使用料) 590円
調剤技術料(技術料金) 450円
薬学管理料(服薬管理指導料、お薬手帳・シール代) 340円
薬剤料(お薬の値段) 710円
→ 合計2090円 の30%
 
お薬代の2倍、技術料的なものがかかっているではないですか!
(自分の場合、薬がとても安いものだったからですが、、)
~~料 〇点って書くとわかりにくいですが、
平易な言葉で○円とすると、薬実費以上に薬剤師料がかかっていることに驚きます。
 
  
薬剤師技術料がかかるのは国策ですしビジネスなので構わないと思いますが、
せめて平易な言葉と円表示 をして、
より”医療費について意識させる”ということが大事な気がします。
70%は健康保険ですが、全年代入れたら40%は税金負担になっているわけで、財政もまずいですし。
 
 
20円安くなるのか試しにいって、それ以上にやっぱり医療費マズイなー
と強く意識するきっかけになりました。
腱鞘炎ごときでお薬もらってしまい申し訳ございませんでした。
しっかり治して仕事で社会に還元します!

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