後輩力と教わる技術

先日、社内のあるMTGで後輩力と先輩力みたいな話をしていたのですが、
どっちの方が身についた時に伸び幅が大きいかなーと考えた時に、
やっぱり若い後輩力の方が伸び幅はデカイよなと思い、
改めて後輩力について考えてみました。

 
 
後輩力とは、結局のところ”教わる技術”のことで、
素直さであったり、可愛がりがいがあるかどうかに尽きてくるかと思います。
自分の場合、この辺のスキル?は体育会系に属していたからこそ身についたものな気がします。
ある種、天性のものな部分もある気がしてしまいますが、
ここを意識してできているといないとでは大違いだなーと。
 
 
やっぱり、教える側としては教えてすぐに出来るようになってくれると嬉しいですし、
更にレベルが高い指導もしたくなります。
逆に、教えても素直に受け止めず(出来もしないのに)ちょっと違う方法でやってみるとか、
大して出来ないのに勝手に視点だけ上むいて足元迷惑かけてるとか、
こんなはずじゃない感にじみ出てるとかしていると、徐々にどうしたものか・・・となってきたり。
経験上、若手のちょいプライド高めの男にこういう人多い気がします。(あれ?昔の自分か?w)
 
 
自分の場合、気がついたら31歳ですが、仕事を始めた頃はインターンで一番若手でもあったため、
後輩力だけでなんとか生きてきた感じでした。
というか、長らく後輩力だけでやってきたので、今も後輩感は染み付いてます。
 
 
自分自身がやってたなー(というか現在進行形も)で思いついたもの。
・わからなければ素直に分からないと言って教えてもらう。(教えられる前に聞く。)
・教えてもらったらすぐに反映。成長の報告義務。
・教えを請いに足を運ぶ
・常に平身低頭。相手の時間を頂いている意識はもつ。
(ただし、意識しすぎて聞かないのが一番ダメで成長しない)
・先生と呼ぶ(これはやり過ぎ注意w)
・食事に一緒に行ったら少しでも払おうとする。最低でも財布はだそうとする
(結果おごってもらえたこと多々)
・ごちそうさまは当日と翌日の最低2回
(これ怠って、当時の前職社長に怒られた経験あり。
更にレベル上で店の外、当日メール、翌日会社の3回って)
・おごってもらった分は結果で返すという意気込み、態度
・出世払いを宣言しておく。そして給料アップしたら実際にごちそう返しはする。
・とりあえず、つまらなくても鉄板ネタは持っておく。
・滑ることを恐れない

◎一番は、↑をテクニックと考えずしっかり恩を返そうと記憶にとどめておくことかと。
※注釈:↑ができていないからと言って、私が先輩として苛立ったりはないです。
某社長ほど怒りっぽくないので。。
 
 
ただ、社内で考えてみると、中途が多いとはいえ学生含めても、
なんか後輩力足りてないなー もっとできるのに勿体無いなー と思うことが多々あります。
後輩力によって、教えてもらえる内容がぜんぜん違うとおもってます。
それは先輩側の先輩力が足りてないのか、後輩側の後輩力の問題なのか。
どちらもあるとは思いますが、先輩も可愛がりがいがなかったら先輩力発揮しないですし、
伸び幅的には後輩にポテンシャルがあるわけなので、
後輩側に頑張ってほしいなとおもったりするわけです。
 
 
先輩・後輩って年齢の問題よりは経験の問題が先なので、
年下であっても経験が上の人には後輩力発揮すべきだと思いますし、
貪欲に吸収したい領域について発揮していけばよいんだと思います。
 
 
と、考えていた時に社内のある本を思い出したので、
とりあえず期待の若手席に置いておきました。よろしくです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。