強みにフォーカスし続けても上手くいく組織づくり

弊社では、全メンバーにストレングスファインダーをやってもらうことなど、
”強み”にフォーカスをするように心がけています。
別にこの診断結果を鵜呑みにするという訳ではなく、
マネジメントの中でも強みを見出すことを意識したりという感じです。

 
 
ただ、強みを活かすように意識していても、
組織上、マネジメント層にはマネジメント力が求められるし、
数字に対しての感度や意識も高く持ってもらわないといけなくなってきます。
責任を負う許容度・忍耐力なども。
 
では、その辺が弱いとマネジメントレイヤーにはなれないのか。
答えは半分イエスで半分ノーかなと。
マネジメントレイヤーといっても、その責任範囲次第だろうなと思います。
 
経営者で上の感覚がすべてなかったらマズイと思いますが、
別にそのレイヤーでないのに、すべてを求めるのは酷。
むしろ、会社として見たら強みを活かすというより、
組織化を意識しすぎて弱いところを補おうとしている。
という形になって本末転倒になってしまいます。
それよりは、より強みが生きる形に組織形態を変えたほうが良いんじゃないかなと思っています。
 
 
もちろん、できるようになりたいというのであれば、
頑張ってもらうことは良いと思うのですが、
やはり、やればできる可能性がある”スキル”と、
意識の高さ、メンタルみたいな”素養”だとできるようになるまで全然時間軸が違うなと。
 
それを待ち続けて組織を変えないよりは、
待ちつつ組織をチューニングした方が良さそうという感じです。
組織というのは”役職”というのではなく、指示系統・責任範囲・決断範囲 みたいなところ。
 
 
とにかく、組織図っぽいところに縛られて、弱みを補う形になってはよくないので、
より”強み”にフォーカスを当てた判断をしていかないといけないなと思っています。

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