面接でもチェックしている成長するために大事なこと

「成長するために大事なことは何か?」ということを聞かれたので、
これについても私の考えと採用~教育で意識していることを。

 
 
採用時点で一番チェックするようにしている”成長できそうかどうか”は、
”素直さ”と”自主的な工夫をするタイプか”
の2点に尽きます。
 
これはこれまでの採用で良かったケース、
残念ながら活躍できずに辞めてしまったケース
を総括するとかなりこの2点に集約されると思っているからです。
 
 
ただ、大事なのは”素直”が土台でその上に”自主的な工夫”が来ること。
これが逆だと、”素直”とは言えなくなります。
何故か社会人経験が浅い人にこの逆転が多い。 
 
年齢関係なく、指示・依頼をした際に”でも・だって”をすぐに言ってしまう人。
これは例外なく良くない。素直さ×です。
 
ただ、素直にやるだけではうちみたいなベンチャーでは活躍できません。
しっかり言われたことで成果をだした上で、120%の回答をする工夫力。
これが次に大事になってきます。
素直なんだけど、物足りない。大事なことは任せられない。
そういうケースもあったため、自主的な工夫力も必須です。
 
 
ここまでは採用時に意識をしていること。
さらにここから成長するために重要だと思っているのは、
”自己管理能力”(なんか堅い・・・カタカナで書くとセルフコントロール)
課題設定のセルフコントロール
モチベーションのセルフコントロール
などなど。自己管理全般。
 
 
低いレベルだと”指示待ちはよくない”みたいなことがありますが、
課題設定やモチベーションの自己管理は意外と難しいし、できている人も多くない。
 
例えば、フルマラソンを3時間半以内で走るという目標があった時に、
自分なりに改善すべき点や練習方法の模索をする。(課題設定)
仮に3時間35分になっても次頑張れる根気
心底達成してやりたいと思う自己催眠レベルの心持ち
自分で自分にご褒美を用意するか、別になくても頑張れる(モチベーション)
はいい例
 
コーチがいないとできない、アドバイスくれくれ症候群
ちょっとできないと心が折れる。
別に3時間半で走っても何も得しないし的な自己擁護をしてしまう
クリアした何か頂戴ー とねだってしまう
が良くない例
 
 
全部が全部できていないといけない。という訳ではないですが、
セルフでの課題設定、モチベーション管理、胆力(自己擁護しない)
は結構大事だし難しい。
そこまでバッチリ出来てるなーと思うと、さらに重用したくなります。
 
 
”セルフ”と言っている点と矛盾してしまいますが、
指導する側としては、そういう点で如何にパワーアップしてもらうか。
どういうアドバイスや課題設定ができるか。
は常々考えている点で、もっとそこはそこでやっていきたいところです。

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